トム・ド・サヴォワ

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スイスに隣接するサヴォワ地方は、アルプスの高地に位置する。直訳すると「サヴォワのトム」と言うことになるが、この「トム」という言葉は「ポーション(ひとかたまり)」という意味で、同郷の大型のチーズであるボーフォールに対して、小さめのチーズをさす言葉らしい。
昔は夏の間は近所の農家の牛乳を集めて大きなボーフォールというチーズを作っていたが、冬の間雪に閉ざされる山地ではミルクを集めることができないためここの農家で牛乳の脂肪分でまずバターを作り、残りの脱脂乳でこのチーズを作ったため、比較的脂肪分の少ない大きさもこじんまりとしたチーズとなった。
外皮はかたく、赤や灰色、黄色のカビが生えてすすけて薄汚れたようではあるが、中身は黄色(タマゴ色)く、弾力性にとみ柔らかい。

こんなに暑いと熟成バリバリよりハードタイプの方がいいかなっと
カーヴ・ド・テールで選んできました。

キリッと冷えた白ワインとご一緒にいかがですか?